断熱工事は工場やプラントなどの生命線ともいえるもので、長崎にある株式会社マテックスでは、日本全国や海外の熱エネルギーを利用する設備向けの断熱（保温・保冷・熱絶縁）工事を実施してきました。工事だけでなく、提案、点検・保守、修理などもトータルでサポートいたします。

グラスウール

グラスウールは、黄色いスポンジのような見た目ですが、原材料にガラス繊維が使われているためチクチクしているのが特徴です。耐熱温度は200度が目安です。

ロックウール

ロックウールの原材料は天然鉱石で、ガラス繊維のようにチクチクしないので扱いやすい特徴があります。耐熱温度は600度程度でグラスウールの約3倍ですが、材料費や工事費がグラスウールよりも高い傾向にあります

マテックスでは、工事だけでなく断熱工事に利用する保温・保冷材の販売も行っています。ロックウールやグラスウールを利用した「人造鉱物繊維保温材」やけい酸カルシウム保温材などの「無機多孔質保温材」、発泡プラスチック保温材など種類はさまざまで、形状も板状やフェルト状、成型品、綿状（バルク）などを用意いたします。

保温工事

保温工事は、熱い状態のものの温度を保つために、配管・ダクト・タンクなどを保温材でコーディングする工事が行われます。蒸気・ガス・熱水などを運ぶ過程で、配管に対し十分な保温工事やメンテナンスが行われていない場合、熱が下がってしまい熱エネルギーの損失につながります。そのため、配管にグラスウールやロックウールを被覆する保温工事は非常に重要です。また配管の熱い表面温度を下げるためにも保温工事は行われており、火傷などの事故を防ぐ役割も担っています。

保冷工事

保冷工事では、熱の侵入を防ぎ、低温を保つために必要な工事を指し、保温工事と同様に熱エネルギーの損失を防ぎます。温度を保つという考え方自体は保温工事と同様ですが、結露や凍結を防ぐ役割もあります。
水滴が原因で精密機械が故障してしまうリスクを避けるために、結露や湿気や水の侵入を防ぐグラスウールを保温材と一緒に使用するケースが多いです。

断熱工事はさまざまな設備に活用されており、タンクや配管を使用するプラント設備をはじめ、酸素・クーラーの冷媒や、低温ガスを取り扱う装置も対象です。

石油プラント

保温、火傷防止などの目的で断熱工事を実施するケースもあります。

ガスプラント

保冷、凍結を防ぐための工事が主になります。

化学プラント

取り扱う種類によって保温、保冷、防露など必要な工事が変わります。

断熱工事は工場やプラントが正常に稼働するために欠かせないものです。断熱工事が不十分だと、働く環境が阻害されますし、機械のトラブルなども発生しかねません。長崎のマテックスは1992年に創業以来、日本全国や海外で保温・保冷など、多種多様な熱絶縁関連工事を行ってきました。

断熱工事のスペシャリストが揃っていますので、お客様のあらゆるニーズに対応できます。工事の実施だけでなく、提案、点検・保守、修理などもトータルでお任せください。まずは現地調査を実施し、プロの目からみて、どのような工事をすべきかを判断し、最も適切な工事を提案します。お気軽にお問い合わせください。